…地方在住だからと夢をあきらめていませんか?
それなら地元のテレビで活躍するローカルタレントを目指してみませんか?
東京ばかりがテレビじゃない!。ローカルだってなかなか厳しく、なかなか楽しい世界です。
もしあなたがお金のためではなく自己実現のために夢を磨き続けるなら
ローカルという選択肢はきっとプラスになるはず…。
そこで、仙台市を拠点に活躍する中村浩子さんに、地方で夢をかなえるためのヒントを聞きました。
NAKAMURA Hiroko
かつて準ミス日本に選ばれ
レースクイーンとしても活躍した中村浩子さん(仙台市在住)。

現在地元でタレント活動をする中村さんは
じつはサーキットを走る女性カーレーサーでもあります。

そのキャリアは意外に長く、97年SUGOカートレース優勝に始まり
最近ではヴィッツ東北シリーズでもたびたび表彰台に立つほどの実力です。
NAKAMURA Hiroko
まず始めに中村浩子さんのこれまでのプロフィールを教えて下さい。
中村…私の場合は高校を出て18歳でモデルになり19歳で準ミス日本をいただいてモデル・タレント活動を始めました。レースのほうは「自分でもサーキットを走ってみたいなあ」という衝動にかられて21歳のときに始めました。 当初はフリーとして東京や各地でお仕事をしていましたが、その後VIVREモデルオーディションでグランプリをいただいて仙台のモデル事務所Mocの所属となりました。現在はMocともお付き合いさせていただきながらフリーで活動しています。

タレントになったきっかけは何ですか?
中村…じつは友達が「ミス日本コンテスト」に応募してたのです。ある日家に一次審査が通ったという通知が届いてビックリ! でもせっかくだからチャレンジしてみようかな、という軽いノリで地区大会に出場しました(笑)。ところが東北代表に選ばれてしまいその後全国大会で「準ミス日本・ビューティーエリート」というタイトルをいただくことになったのです。

NAKAMURA Hiroko
幸先いいですね。でも「ミス日本」ってどんなことが審査されるのですか?
中村…それがかなり厳しいというか今も思い出すと冷や汗が出るくらいなんです。当時のミス日本では等身大の模型が作れるくらい全てのサイズを計測するのですが、当日にもチェックがあるので嘘がつけないし(笑)。しかも求められるのはあくまでも「日本美人」…髪は黒髪、肌は色白…だから夏のあいだも暑さをガマンして長袖、長ズボンで過ごしました。とにかくミス日本コンテストの場合は、容姿はもちろん会話の仕方や身のこなしなんかも含めた全てが審査対象だったと記憶しています。

大変そう(笑)。けれど、それをきっかけに仕事が来たわけですね?
中村…そうですね。「準ミス日本」をいただいたことでスカウトされたというか、お仕事をいただくようになりました。

そして次にレースクイーンに転向したわけですか?
中村…いや転向というか、そもそもレースクイーンになりたかったのではなくレースをタダで観たかったという感じで…

すると最初にレースありきというか、はじめからレースが好きだった?
中村…そうなんです、大好きだったんです(笑)。だからレースクイーンのほかにもキャンペーンギャルのお仕事を引き受けたりと、気がつけばいつもサーキットのそばに自分がいました。

キャンギャルにも挑戦
なるほど。ところでレースクイーンとはどんな仕事をするのですか? イメージとしては日傘を差してニッコリ笑ってサーキットに花を添えるという感じですが。
中村…サーキットに花を添えるというのはもちろんありますが、私のなかでは「サーキットで戦う選手たちを見守る仕事」という意識が強かったですね。それとレースクイーンにはサーキット専属のレースクイーンと、各レーシングチームのレースクイーンとがいまして私はそのどちらもやらさせていただきました。具体的にはサーキットレースクイーンの場合はスタート前の時間をボード表示したり表彰式でのお手伝いをします。チームレースクイーンの場合は各チームの宣伝イベントに出たり、いまお話にあった傘差し…アテンダーっていうんですけどスタート前のドライバーに寄り添って日傘を差してあげたりしましたね。

Vitzレース
そして現在はタレント活動をする一方でレースにも出ているわけですよね?
中村…そうなんです(笑)。ただレースの方はタレントとしてのお仕事が忙しくて一時辞めたのですが、どうしてもあきらめきれず4年のブランクを経て再び始めました。

聞くところによるとそれもかなり本格的なレースに参戦しているそうですが?
中村…ええ、かなり(笑)。“Vitzレース”のドライバーのオーディションを受けて契約し参戦しました。

ARAIの雑誌広告
レースに出ることでタレント活動へのメリットはありましたか?
中村…それはもちろん! なにしろ大好きな車関係のお仕事をたくさんいただきました。トヨタの「ゼロクラウン」のプロモーションDVDや、ヘルメットのアライの広告に出していただいたりと、全国的なお仕事にもお声をかけていただいてホント感謝しています。ロケもすごく楽しかったんですよ!

そのタレント活動ではCMなどにも多く出演していますよね。演技力も要求されると思いますが何か特別な勉強は?
中村…じつはあまり大きな声では言えないのですが、とくにお芝居の勉強はしていないんです(汗)。それでもどうにか皆さんに評価いただいているといった感じで…。そうそう、うまいかどうかは別として、いろんな人物になりきったときが快感だったりはしますね(笑)

NAKAMURA Hiroko
なるほど(笑)。想像力が豊かというか、もともと役に入り込みやすい性格なのかも知れませんね。一方、テレビ番組のリポーターなども経験したそうですが、ああいった「しゃべるお仕事」は大変じゃなかったですか?
中村…そうなんです! はじめは緊張のあまりカメラの前でしゃべることが出来なくて泣きそうになったこともありました(笑)。でもそんなときベテランカメラマンの方に「おまえ深呼吸して思いっきり あー!って叫んでみろ」と言われて。それでやってみたら一気に緊張がほぐれたんです。…《あっ、私呼吸するの忘れてた》…って感じで(汗)。人間って緊張すると酸素を吸わなくなっちゃうんですよね。レース前にもよく「呼吸って大事!吸ったら吐く!」とか言われてましたもの。あのときのカメラマンさんの言葉は私にとって“魔法の言葉”です(笑)。

NAKAMURA Hiroko
現在はフリーで活動していますよね。事務所所属との違いや苦労は?
中村…う〜ん、微妙なんですけど…。事務所にいるあいだはマネージャーが守ってくれるというか、仕事の契約やスケジュールから請求書の発行まで、それらの面倒なことをやってもらえるのはありがたいですね。フリーの場合はすべて自己責任ですし営業もしなくてはいけません。ただその代わりフリーには仕事に対する自由度がかなりあります(笑)。とくに私はレースをやっていたのでスケジュールの自由が利くというのは大きな魅力でした。とはいえ安心や安定は期待できませんし苦労もたくさんあります。正直どちらが良いとは言い切れないのが本音で…。もっとも実際のところ、以前お世話になっていた事務所とは今でもお付き合いさせていただいてますよ!

NAKAMURA Hiroko
今後の予定や夢などをお聞かせ下さい。
中村…今後の予定は…じつはヒ・ミ・ツ☆。いま色々計画を練っていてまだ教えられません(笑)。ただいつまでも「パワフルでタフだな〜!」と言われていたいですね。そうそうこれからは、後輩たちの育成・教育にも力を入れてみたいです。

最後に、地方でがんばる皆さんに夢をかなえるヒントをお願いします。
中村…ヒント…どうでしょうヒントになると良いですが(笑)。とにかく何事もチャレンジしてみることが大事かな。失敗してもダメだったと落ち込むのではなく糧にする…それが大事だと思います。そしてこの世界、トップだけが輝かしいのではないことも知っておいて下さい。だから、誰もがいま持っている力を最大限に出し切ることが出来れば、それは自分にとって素晴らしい結果になると思います。こんな私も苦しいことをたくさん経験しています。挫折もありました。でもまじめに取り組んでいれば必ずチャンスが訪れるのだと信じてやっています。皆さんもチャンスを逃さないように常にアンテナを立てておくと良いと思います。私にとってもそれは課題ですけどね(笑)。

ありがとうございました。これからもがんばって下さい(^^)
中村…ありがとうございました。また呼んで下さいね(^^)/


取材後記/準ミス日本&レースクイーン&元モデル…と聞けば世の男性はひるみますよね。私もお会いするまで内心ド緊張でした。待ち合わせ場所に現れた中村浩子さんは想像通りのスラリとした美人!! やっぱレースクイーンは違うわ〜♪とドギマギしていると彼女の方から元気に「こんにちわ!」とあいさつしてくれました。話してみれば笑顔の優しい気さくなお嬢さん。カーレースで鍛えたバツグンの度胸でどんな厳しいロケでもバリバリこなしてしまうという業界の噂は本当だと確信しました(笑)



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